寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

NO,55 奥秩父:雁坂峠~破風山、笠取山  雁坂嶺(2289m)東破風山(2180m)西破風山(2317m)水晶山(2158m)古礼山(2112m)燕山(2004m)雁坂峠(2082)雁峠(1780m)

2023/08/24

平成11年11月9日~10日(1泊2日) 単独行

11/9(晴後曇)  寄居(05:10発)~三富道の駅(06:55着07:15発)~ナメラ沢分岐(08:30着発)~雁坂峠(10:30着11:00発)~雁坂嶺(11:35着11:50発)~東破風山(12:28着12:40発)~西破風山(12:55着13:00発)~東破風山(13:18着13:25発)~雁坂嶺(14:05着14:15発)~雁坂峠(14:55着15:00発)~雁坂小屋(15:15着)

今回は広瀬湖を起点に雁坂峠に登り破風山をピストン、峠から笠取山、雁峠を縦走、新地平へ下り、広瀬湖に戻るマイナーコースを周回した。  11月にもなると道の駅三富で朝-2℃と寒い。 駐車場から約1時間林道を歩く、 紅葉は1500m迄。  3時間少々で雁坂峠に到着、カヤトの峠は展望良く気持ちの良い所だ、確か国道140号が走っている訳だが。 展望は黒金山、乾徳山、国師岳、水晶山、唐松尾山、和名倉山、富士山と中々の物だ。 1本立てて雁坂嶺に向かう、嶺は木々で展望は余り良くないが、東西破風山とその後方に甲武信岳、木賊山、三宝山が望める。  東西破風山への稜線は露岩帯が多く、広瀬湖が眼下に見える、又石楠花が多く時期には良い縦走路になるであろう。  破風山をピストンし、復路雁坂峠で大休止の昼寝をとる。  雁坂小屋には尾根より埼玉側に15分程で到着。 小屋は素朴で電気は夕食時のみで、後はランプ。 ストーブはあるが寒くて参った。 夜、小屋から高崎市街方面の夜景素晴らしい、管理人さんの談だと滅多に望めないとの事、この方向だけ明るかった。 この日は拙者の他にはテント泊の大学生が1名、彼は雲取から雁坂迄2日架りの戸頃を1日で来たとの事、凄い健脚だ。 管理人さんは耳が少々悪いのか、余り人の話を聞かず一方的に話す方だ。 夕食はカレーライスであった。 布団を何重にも重ねて寒さを凌いだ。

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11/10(快晴) 雁坂小屋(06:40発)~水晶山(07:28着07:38発)~古礼山(08:00着08:15発)~燕山(08:55着09:05発)~雁峠(09:28着09:50発)~笠取山(10:25着10:53発)~笠取小屋(11:20着12:00発)~雁峠(12:17着12:20発)~林道(12:50着発)~新地平(14:35着14:38発)~三富道の駅(15:00着15:50発)~寄居(19:00着)

昨夜、早く就寝した為、3時半に目が覚める。 二度寝するが、寒くて中々熟睡は出来ない。 朝6時朝食、ランプも無し、何を食べているか良く解らない。 気温-3度。  朝は空気も澄み御来光も仰げた、 両神山が綺麗だ。 霜の張った登山道は締まっていて歩き易い。 全体的に原生林と苔生した森は奥秩父らしいが、気持ち悪い。 水晶山~古礼山間から南アルプス、八ヶ岳、富士山が雪を頂き綺麗だ。 古礼山は管理人さんに勧められた通り富士山の最高の展望台だ。 水晶山~燕山間は熊の爪痕が随所にありラジオを点けっぱなしで歩いた。 雁峠は広々としたカヤトの原で笠取山、和名倉山が近い。 雁峠山荘は廃屋で無人。 笠取山からは国師~乾徳、大菩薩、両神、和名倉、水晶雁坂方面と展望が抜群だ。  笠取小屋でランチにする、小屋は無人。 下山路、2時間近い林道歩きは堪えた。 天候が良く気持ちの良い縦走が出来た。

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雁坂小屋 1泊2食 7000円    雁坂トンネル 710円×2

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