寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,402 奥秩父:木賊山(2469m)甲武信ヶ岳(2475m)

2023/09/04

令和2年9月29日~30日(1泊2食) 単独行

9/29(晴後曇、寒い) 寄居(07:50発)~西沢渓谷P(09:57着10:20発)~ねとりインフォメーション(10:45着発)~徳ちゃん新道登山口(10:55着発)~近丸新道合流点(13:20着13:35発)~主脈縦走路(15:40着発)~木賊山(15:48着16:05発)~甲武信小屋(16:30着)

今回は久々、30数年振りに甲武信ヶ岳へ。 前は信州の毛木平より入ったので、今回は西沢渓谷より徳ちゃん新道で登る。 前日仕事(夜勤)の為、朝は8時前の出発、結局10時過ぎの登山開始となる、平日だがハイカーも多い様だ。 徳ちゃん新道は西沢山荘横より只管急登の戸渡尾根を行く、左方には鶏冠山の岩峰が顕著だ。 途中より石楠花のトンネルの中を進む、時期には素晴らしいであろう! 近丸新道分岐からが長かった、只管針葉樹林の林の中を急登する、2時間程でやっとこ主脈縦走路へ出る、疲れた!途中より望むと雲海が広がり、富士が頭を出している。  これよりは10分程で木賊山、又20分程で甲武信小屋へ到着した。 この日は途中よりガスが湧き気温も急降下、木賊山で限界、流石にダウンを着込んだ。 木賊山の下りより望む甲武信ヶ岳はやはり格好の良い山である。 7~8名の登山者と擦れ違った、流石に人気の山だ。 小屋では夕食が17時からで、拙者は到着後即になった、久々に奥秩父の山小屋の食事に昔を思い出した。 食事の後、寒い中ビデオの上映会が開かれた。 徳さんの撮った動画は素晴らしかった! 炊事場にヤマネがカレーを舐めに数匹天井裏より降りて来ていた、可愛い! この小屋の住人だ、7匹居ると言う。 この日の宿泊者は小屋が6名でテントが7張りであった。 19時過ぎには布団に入ったので、早すぎて途中何度も目が覚めた。

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9/30(晴) 甲武信小屋(0645発)~甲武信ヶ岳(07:05着07:25発)~甲武信小屋(07:35着08:20発)~木賊山直下(08:28着08:40発)~木賊山(08:49着08:58発)~主脈縦走路分岐(09:03着発)~展望岩場(09:18着09:23発)~近丸新道分岐(10:35着10:45発)~徳ちゃん新道登山口(12:43着12:50発)~西沢渓谷P(13:25着13:37発)~モンベル長瀞店~寄居(16:40着)

2日目は予報通り快晴、小屋前にて御来光を拝む。 5時半より朝食後、徳さんと一緒に記念撮影。  サブザックで山頂へ向かう、30数年振りの甲武信ヶ岳は快晴、100名山中30座を望めると言う展望は素晴らしいの一言だ。 小屋泊りの他の方は皆、毛木平(信州側)へ下って行った。 写真を撮り小屋へ戻る、後は下山するのみ、女性の小屋番さんと暫し談笑してゆっくりと8時過ぎに下山に係る。 木賊山の展望岩場からの眺望も晴れて絶景だ! 後は黙々と石楠花のトンネルや急坂を慎重に下る。 流石に疲労が顕著に出てきた頃、西沢山荘の屋根が眼下に入った。 後はダラダラと渓谷沿いにPへ戻る、快晴で風が心地良かった。 帰路は雁坂トンネルを抜けピストン、途中長瀞のモンベルに立ち寄り2時間少々で帰着した。 30数年振りの甲武信ヶ岳は素晴らしい山行になった。

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寄居皆野道路 430円   雁坂トンネル  740円×2   甲武信小屋 1泊2食 8500円   走行距離 103km

-山行記, 日本300名山