No,138 上信越:佐武流山(2192m)ワルサ峰(1878m)
2024/06/03
平成16年6月3~4日(夜行日帰り) MB Mr,MATIDA
6/3 花園IC(21:30発)~六日町IC(23:00着発)~津南見玉不動尊P(24:00着)
6/4(快晴) 津南身玉不動尊P(04:40発)~林道ゲート(05:15着05:40発)~登山口(07:10着発)~檜俣沢(07:22着07:40発)~物思平(08:23着08:40発)~ワルサ峰(09:43着10:10発)~ナラズ山分岐(10:45着10:55発)~坊主平(11:05着発)~佐武流山(11:53着12:50発)~坊主平(13:27着発)~ナラズ山分岐(13:37着発)~ワルサ峰(14:07着14:20発)~物思平(15:03着15:15発)~檜俣沢(15:55着16:08発)~登山口(16:23着発)~林道ゲート(17:55着18:20発)~和山温泉仁成館(18:30着19:20発)~塩沢IC(20:30着発)~花園IC(22:25着)
今回は毛勝山の予定が、6月は危険との事で連休の為、長丁場の佐武流山を選んだ。自宅にマッチーに来て貰い出発。赤城高原で夕食をとり六日町ICより津南、秋山郷へ。見玉不動尊のPにて車中泊とする。 朝4時半起床、朝食をとり出発。途中、車道でカモシカに遭遇、又和山で朝焼けの鳥甲さんを撮る。林道ゲートには5時過ぎに到着、私たちの直ぐ後にも1台到着した。駐車スペースは無く車道脇に停めた。 登山届けを記入し出発、快晴の空の下、新緑の林道歩きも心地良い。 途中より見上げる岩菅山が迫力がある。1時間半歩き登山口に到着、檜俣沢に下りる。沢もロープを使い無事渡渉する、雪解けで水嵩も随分増えている様だ。 この後は水無尾根への急登が続き汗を搾り取られる。地元の前進倶楽部が年月を賭けて開拓した登山道を登る。木の根が張り出し歩き辛い所も多いが贅沢は言えない。後方には月夜立岩が迫力がある。物思平と云う林の中の平地で休憩、夫婦のパーティーが抜いて行く。水場は無く長丁場なので水は3Lずつ持った。ここからワルサ峰までがまた急登が続き日差しも強く堪える。しかしツツジやコイワカガミ、シラネアオイといった植物が美しく心も休まる。途中月夜見岩の後に鳥甲山が見えてくる、ワルサ峰に近づくと岩菅山、苗場山、白砂山が顕著だ。特に苗場山の山頂湿原がこんなにクリアに見えたのは始めてだ。遠く妙高、火打も望める。登山道にも石楠花の花が咲き乱れている。 ワルサ峰にて休憩、展望は360度と遮る物が無い。この先の稜線で始めて目指す佐武流山の山頂が望めた。稜線伝いに縦走しナラズ山分岐(苗場山方面分岐)より本峰に取り付く、一番きつい所だ。残雪も現れ始め慎重に登る、坊主平は雪ノ下だ。シラビその生える山頂稜線伝いに一歩一歩登り、分岐より1時間で念願の山頂に到着した。山頂は林の切開きで狭く新潟側のみ展望がある。白砂山方面への道は熊笹が生い茂っている。展望は苗場山より上越国境の谷川連峰、白砂山方面の山々などが見渡せる。休憩も含め登山口のゲートより6時間と歩きでがありへばった。先に着いた御夫婦も堪えているようだ。マッチーは元気はつらつ、強い! 食事をとり1時間ほどステイし下山に架かる。途中残雪で滑り、ストックを折ってしまった。分岐までは半分の時短が出来たが、ワルサ峰までは足元が悪く梃子摺った。その後も急坂の下降が続き余り時短は出来なかった。4時前に何とか檜俣沢に到着、顔を洗い生き返る。この後登山口よりゲートまで1時間半以上の林道歩きが続いた。長丁場の登山の後の林道歩き程辛いものも無く、虫に刺されながら疲れを堪え黙々と歩いた。途中、猿が煩いので石を投げると騒ぎ出して小岩を落としてきた。 ゲートに到着、思わずダウン!和山の仁成館に風呂の予約をする。途中、ひだまりヒュッテに立ち寄り仁成館へ。鳥甲山を正面に見上げながら少々熱い露天風呂に浸かり汗を流した。 帰路は塩沢ICより関越道に乗りSA で夕食、10時半には花園に到着した。 3時間の林道歩きもあるが、登り応えのある山であった。
花園~六日町 3,700円 塩沢~花園 3,500円 GAS代 4,400円 和山温泉 入浴代 700円 走行距離 384km