No,88 足尾:袈裟丸山(小丸山 1678m、前袈裟丸山 1878.2m、後袈裟丸山 1908m)
2024/08/29
平成13年5月5日(前夜入日帰り) 単独行
5/4 熊谷(19:00発)~黒保根、山彦道の駅(20:20着)
5/5(晴後曇) 道の駅(04:35発)~塔ノ沢登山口(05:00着05:25発)~寝釈迦(06:20着06:40発)~賽の河原(07:38着08:00発)~小丸山(08:38着08:55発)~前袈裟丸(09:45着09:50発)~後袈裟丸(10:23着11:10発)~前袈裟丸(11:37着11:55発)~小丸山(12:50着13:00発)~賽の河原(13:37着13:45発)~寝釈迦(14:22着14:40発)~塔ノ沢登山口(15:20着15:40発)~(草木ダムに立寄り、道の駅で2時間仮眠、深谷で夕食)~寄居(21:30着)
今回は仕事場より直行、熊谷より約1時間半で黒保根山彦道の駅に到着。 塔ノ沢登山口に行ってみるが、暗く薄気味悪いので道の駅に引き返し車中泊とする、塔ノ沢からの帰路鹿に遭遇驚いた。 道の駅はGWでもあって、キャンピングカーやワゴン車の車中泊族で満車状態だ。今回も良く眠れなかった。 朝露が濃い、沢沿いの登山道にはコバイケイソウが青々しい。 アカヤシオには少々時期が早かった、寝釈迦付近にある位であった。 朝、塔ノ沢登山口からの登山者は自分以外には1人しかいなかったが、賽の河原で折場口からのパーティーに何組も会う、やはり時間の短い折場口の方が多い様だ。 賽の河原~前袈裟丸間は展望の良い明るい尾根が続く。 賽の河原で初めて袈裟丸山がその姿を表す、登高欲をそそられる。 小丸山からの展望は素晴らしい! 正面に袈裟丸山が迫力で迫り、庚申山、皇海山、鋸山十一峰、その後方には未だ雪深い奥白根山と錫ヶ岳、右方には男体山と望める。 小丸山からは緩やかな登下降を繰り返し、最後急登で前袈裟丸山頂に着いた。 この登りで左方に赤城山らしき山が雲上に見えた。 山頂は展望は無いが広々していて休憩には持って来いだ! 前袈裟丸で写真を撮ると早々に後袈裟丸に向かう、道は石楠花や熊笹又小枝が張り出していて少々歩きずらい。 前袈裟丸頂上の端から後袈裟丸と皇海、庚申が望めた。 前袈裟丸山頂に東村の「八反張のコルの崩壊で通行禁止」と掲示されているが、殆ど問題は無かった。 後袈裟丸山頂は狭く樹林に囲まれて展望は無い、未だ雪が残っていた。 ここへは群界尾根からの道も来ていて1時間で登れると聞いた。 ランチ後、前袈裟丸に戻ると山頂は多くのハイカーで賑わっていた。 この山は岩山の様に見えるが、意外地歩き易く明るい尾根道も多かった。 又時間的に山中泊する人も多く、避難小屋も2軒ありトイレも良く完備されていた。 帰路はGWの帰省で道路が渋滞、2時間の仮眠で19時過ぎに出発したが、夕食も摂ったせいもあり帰宅は22時近くになった。 また今回の山行で気付いたが、昭文社の地図で後袈裟丸の標高が奥袈裟丸の標高に誤って記されている、正確には1908mである。
黒保根山彦道の駅 車中泊