寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,89 鈴鹿、南信、近畿:鎌ヶ岳(1161m)御在所岳(1212m)大判山(1696m)恵那山(2192m)伊吹山(1377m)

2024/09/01

No,89 鈴鹿、南信、近畿:鎌ヶ岳(1161m)御在所岳(1212m)大判山(1696m)恵那山(2192m)伊吹山(1377m)

平成13年5月16日~18日(2泊3日) 単独行

5/16(曇後晴) 寄居(03:45発)~(花園IC~青梅IC、八王子IC~岐阜羽島IC)~武平峠P(11:15着11:30発)~武平峠(11:40着発)~鎌ヶ岳(12:30着12:50発)~武平峠(13:25着13:30発)~御在所岳(14:18着14:50発)~(関ヶ原IC~中津川IC)~萬岳荘(19:50着)

3時半自宅発、風邪気味で体調悪い。 出来る限りの投薬、休み休み走るが関西までは遠い! 東名阪自動車道名古屋~亀山間リフレッシュ工事の為渋滞、岐阜羽島で降り一般道を使うが道が良く解らづ時間を食う。 湯ノ山温泉手前より鈴鹿の山々を初めて望むが御在所岳や鎌ヶ岳が急峻で迫力がある。 鈴鹿の山々は花崗岩の山が多く岩場が露出して、何と無く標高の割にアルペン的だ。 鎌ヶ岳は姿通り急登が多く、又樹林帯の明るい尾根もあり魅力的だ。 尾根道から見る姿は鈴鹿のマッターホルンと言った感じか。 山頂からは隣に御在所岳、その後ろに雨乞岳が大きい、山頂は大勢の登山者で賑やかだ。 御在所岳は下界より見ると険しく切り立って見えるが、見る方向に寄りなだらかで平らな山頂が印象的だ。 山頂の施設は空しく感じた、山頂からは鎌ヶ岳が凛々しい。 観光客と登山者が疎らだ。 どちらも新緑が美しく、ツツジが際立っていた。 御在所山の家は老夫婦で管理している様で、大分老朽化してきている。 湯ノ山温泉も意外と地味な印象を受けた。 萬岳荘へは中津川からの道が解らづ、携帯でヘブンス園原に聞きながら、やっとの思いで辿り着いた。途中林道でカモシカを見かけた。 この日か3名の泊り客、1人1部屋で約10畳の部屋で布団も使い放題だ。 4月29日オープンしたての新築で木の匂いが心地良い。 管理人も親切な方で恵那山への近道も教えて貰った。 トイレも推薦、調理場管理の素晴らしい山小屋である。

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5/17(晴) 萬岳荘(05:40発)~神坂峠(05:43着05:45発)~登山口(05:48着05:50発)~鳥越峠(06:40着06:45発)~大判山(07:25着07:40発)~天狗薙(08:20着発)~恵那山(10:50着12:30発)~大判山(14:40着15:15発)~鳥越峠(15:53着15:55発)~登山口(16:33着16:45発)~(中津川IC~関ヶ原IC)~伊吹町上野民食「まつや」(19:30着)

昨夜は9時半には寝た為、3時には目が覚める。 明るくなるまでラジオを聞いていた、朝はかなり冷え込む。 外へ出ると快晴、空気が澄んでいる。 登山口に着くとテントが一張りあった。 尾根に登り着くと目前に目指す恵那山が大きく聳えている、思ったより大きい山だ! 大判山から続く尾根がこの先のハードさを物語る。 天狗薙付近より残雪が現れ恵那山本峰からは殆どで雪道で梃子摺った。 山頂付近は平坦で雪も深くピークが解り辛い、30分位彷徨って漸く避難小屋へ辿り着き山頂に出られた。 山頂に居た茂手木さんは現在フリーで全国の山をテントを持って登り歩いている方で、百名山も70座を越え今年中に達成すると言っていた。 展望は素晴らしく、御嶽、乗鞍、穂高、南ア、南木曾と望める。 下山も4時間擁し、やはり楽な山では無い! この日は伊吹山麓の上野集落の民宿「まつや」に宿をとった、親切な女将さんだ。 ビール大瓶を頼みコンビニ弁当で夕飯、風呂に入って生き返ったが、疲れが一気に出て風邪を振り消して身体がだるい、10時には就寝した。

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5/18(晴) 民宿「まつや」(07:53発)~山頂P(08:40着08:55発)~西展望台(09:15着09:18発)~伊吹山(09:26着10:10発)~測候所(09:14着発)~弥三郎泉水(10:40着発)~百閒廊下(10:50着発)~山頂P(11:00着11:30発)~(関ヶ原IC~勝沼IC)~雁坂トンネル~寄居(20:00着)

朝5時に目覚める、外を見ると青空に伊吹山が聳えている。 民宿も拙者1人であったがお茶をポット用として勧めてくれたり、トイレも昔ながらの汲み取りで風情があり暖かい気がした。 伊吹山ドライブウェイを使い一気に1000mまで登る。 体調と帰路を考えると正解であった。 休憩を入れて2時間のハイクであったが、高山植物も多く滅多に晴れないと言う伊吹山頂を満喫出来た。 残念ながら春霞で琵琶湖は望めなかったが、伊吹町や奥伊吹方面の山々が幾分望めた。 何人か下から登って来た方もいた様であったが、結構山頂Pからの登山者も多い。 山頂の山小屋は2軒で土産物をこれでもかといった具合に販売している。バッジと薬草を買った。 帰路は関ヶ原ICから勝沼ICまで高速を使い、雁坂を越えて帰った。 雁坂では夕立で雹に見舞われた。 140号は何時も通り渋滞で休憩も入れて7時間半の運転で疲れた。 今回は天候に恵まれて最高であった。 しかし体調は風邪をひいてしまって最悪でした。

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花園~青梅 1700円  八王子~岐阜羽島 7600円  関ヶ原~中津川 2850円  中津川~関ヶ原 2850円  関ヶ原~勝沼 6850円

雁坂トンネル 710円  伊吹山ドライブウエイ 3000円    ガス代 9362円    走行距離 1346km

萬岳荘 素泊まり 3000円   伊吹町民宿「まつや」1泊朝食付 4800円

-山行記, 日本300名山