寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,90 足尾:庚申山(1842m)鋸山(1998m)皇海山(2143m)

2024/09/09

No,90 足尾:庚申山(1842m)鋸山(1998m)皇海山(2143m)

平成13年6月4~5日(1泊2日)  MB Mr,MATIDA

6/4(快晴) 寄居(05:10発)~足尾、銀山平(07:05着07:40発)~一の鳥居(08:43着09:00発)~鏡岩(09:25着09:35発)~庚申山荘(10:13着10:30発)~庚申山(11:45着12:05発)~展望台(12:05着12:40発)~駒掛山(13:10着発)~薬師岳(14:15着発)~鋸山(15:28着15:45発)~不動沢のコル(16:25着16:35発)~皇海山(17:40着)

今回は自分のテントでの初山行で、丸2日分の食料と稜線には水場が無い為4Lの水を持ち、かなりの重量になりきつかった! しかし町田君の初参加も有り楽しい山行が出来た。 登山口で銀山平の国民宿舎かじか荘はこの日は改装の為休館であった。 天候は快晴、青空に新緑が眩しい!林道歩きは快適だ。 一の鳥居より登山道に入る、庚申山荘からの岩山は見事だ、戸隠山を思い出した。 山荘からの登りはきつかったが、展望台からの眺望は素晴らしかった。澄み切った青空の中に正面に皇海山が鋸山を従えて大きく、奥には日光白根山、錫ヶ岳、男体山、女峰山、太郎山など日光の山々が高さを競い合っている、又松木沢も深く切れ込みが凄い! 庚申山山頂は展望は無いが石楠花が綺麗だ。 鋸山への稜線はアップダウンの連続で特に白山~鋸山主峰への岩場が梯子と鎖の連続で迫力満点であった、稜線からは左方に袈裟丸山が暫し望める。 しかしこの時期は花が素晴らしく、赤や白のツツジ、稜線では石楠花が至る処で満開である。 鋸山山頂も展望が良く群馬側には赤城山と沼田市街、武尊山、遠くは谷川連峰も望める。 皇海山山頂への最後の急登はきつかった、約8時間の健脚向きのコースを良く歩いた。 山頂直下にテントを設営、夜は鹿の鳴き声で眠りを妨げられた。 皇海山山頂からは木々の間に白根、至仏、燧、鋸山、武尊が見えた。 山頂は我々2人の貸し切りであった。

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6/5(晴後曇) 皇海山(07:10発)~不動沢のコル(07:45着08:05発)~鋸山(08:53着09:05発)~六林班峠(10:08着10:30発)~庚申山荘(13:15着13:55発)~一の鳥居(14:45着14:55発)~銀山平(16:20着16:50発)~寄居(21:00着)

5時変えに起床、テントが夜露で濡れている。 朝食後7時に出発、天気はやや曇がちだがまあまあの展望。 六林班峠からは鋸山の山腹のトラバースの道が続く。 やたら沢が多く水には一切困らない。 地図上には一か所水場として載っているだけであったが。 このコースは熊笹とブナや白樺の気持ちの良いコースだ。 庚申山荘までの2時間、一の鳥居までの1時間がきつかった。 この山行中登山者には5組程擦れ違った。 下山路林道で青大将に遭遇、1.5m位はあったろうか、驚いた! 登山口のかじか荘で入浴する積りであったが、改装で休館の為、草木湖のサンレイク草木の子宝の湯で汗を流した。 帰路渓谷でラーメン屋で下山祝いをした。 今回町田君は初めての山行、それもテントで健脚コースの皇海山であり、かなりばてた様であったが良く頑張った。 私も今回は少々きつかった。 天気にも恵まれ、写真で見ていた素晴らしい皇海山の姿を眺められ最高であった。 下山の翌日、関東は梅雨に入った。

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サンレイク草木、子宝の湯 500円    走行距離 182km

-山行記, 日本300名山