寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,320 西上州:碧岩(1125m)大岩(1133m)

2023/08/24

平成28年12月18日(日帰り)  単独行

12/18(晴)  花園IC(06:55発)~下仁田IC(07:25着発)~南牧村、三段ノ滝登山口(08:14着08:27発)~三段ノ滝(09:05着09:07発)~二子岩分岐(09:37着発)~稜線(10:27着10:37発)~行き過ぎる~碧岩分岐(10:59着発)~碧岩(11:20着11:47発)~碧岩分岐(12:05着発)~大岩(12:30着12:57発)~稜線下降点(13:25着発)~二子岩分岐(13:55着14:05発)~三段の滝(14:22着14:25発)~登山口(14:55着15:06発)~下仁田IC(15:40着発)~花園IC(16:12着)

今月2度目の山行は前回のマムシ岳に続き同じ西上州の碧岩、大岩に挑んだ。これも南牧村の山では破線の上級コースにランクされている岩山だ。 何時も通り下仁田ICで下り南牧村へ向かう。途中、村役場付近より快晴の空に2つの尖峰が突き上げているのが望める、碧岩と大岩だ。 ICより40分程で登山口の三段ノ滝駐車場へ到着した。 千葉ナンバーの同じエクストレイルの先行者が居るようだ。 準備をするが、流石に12月も半ばにもなると寒い、着込んで出発する。 三段ノ滝遊歩道の居合沢を詰めて行く、40分程で三段ノ滝へ着く。 予想より迫力のある滝だ。、紅葉時期などは綺麗であろう。 滝の左岸の急坂を登る、岩場にはトラロープもあるが、岩についた水は凍っており足場に注意して登る。 滝の上部に出て、なお深い渓谷を詰めていく、落葉が積もり膝まで埋まる。 両岸とも大きい岸壁が迫る、振り返ると兜岩山や荒船経塚山、毛無岩が望めてきた。  二子岩分岐よりは大きい岩を巻くように登り、詰めて行くと枯れ沢に出た。これより稜線迄はかなりの急坂を這い上がる。風が冷たい、2時間半で稜線へ到着、風を除け1本立てる。 これより碧岩へ向かうが、分岐を通り過ぎて稜線より若干外れてしまい時間をロスる。気付いて碧岩への分岐まで戻る。途中千葉ナンバーの方2名と擦れ違った。  碧岩は2箇所程岸壁を直登する箇所があるが、ロープが有り慎重に足場をとり腕力で這い上がる。途中大岩を望むが、凄い高度感だ。 最後は木々を潜り待望の山頂へ着いた。 好展望で荒船、毛無岩。、兜岩山、浅間、鹿岳、四ッ又山、稲包など西上州の山々が望める。 陽が当たり尾根を歩くより暖かく気持ちが良い。ゆっくりしていたいが、この後の大岩があるので写真を撮り早々に下山にかかる。岩場は思っていた以上にスムースに下りられた。が、一つ間違えると怪我では済まされない世界である。  大岩へ向かう、程なく分岐へ着き少々のアップダウンで大岩の取付きへ。途中、砥沢への分岐の標識もあった。岩稜を進むと大岩の肩へ着く、碧岩が大きく天を突き、大岩も険しい頂を現す。一旦下り痩せ尾根を行くと山頂への岩稜の取り付きになる。四つん這いで登り、又狭い巻道を巻く、岩にはホールドがあり登り易いが高度感満点だ! 最後右に巻道があったが、思い切って岩稜伝いに登り山頂へ到着した。展望は碧岩同様抜群、特に碧岩は絵になる。西上州のマッターホルンと言われる訳だ。 下界の集落と合わせるとその高度感が素晴らしい! 1本立て、昼食タイムとした。30分程ステイし下山に取り掛かる。 慎重に岩稜を下る、肩に着きやっと一息ついた。 後は下るだけだ。尾根の下降点より最初は急な下りだ。膝にこない様ゆっくり足を下ろす。枯れ沢に着いてやっと一息、下降点より30分程で二子岩分岐へ着いた。ここで又1本立てる、小さな落石が頻繁に有り気は抜けない。沢沿いを下り三段ノ滝の落口へ着く、ここから滝下までが又急な下りで一部岩が凍っている箇所もあり慎重に下りた。 これを下りきると、後は遊歩道の為、道も解り易くやっと気持ちが楽になる。気が抜けたか、これより登山口までが意外と疲れが出て朦朧と歩いた。  稜線(下降点)より1時間半で登山口へ帰り着いた。 既に千葉ナンバーのエクストレイルは無く、拙者の同車のみがあった。 前回のマムシ岳も岩場の直登があったが、やはり今回の方が高度感が有りスリルは上であった。 その内、毛無岩へもチャレンジしたいと思う。 登山口を15時過ぎに出、好きな情景の南牧村の山村の市街地を抜け帰途についた。

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花園~下仁田 1030円×2      走行距離 155km

-山行記