寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

NO,461 両毛:根本山(1199m)~熊鷹山(1169m)十二山(1143m)行者山(1120m)

2023/09/04

 令和4年3月21日(日帰り) MB  山友A氏

3/21(晴) 寄居(06:08発)~早川公園P(06:52着07:05発)~不死熊登山口P(08:15着08:40発)~不死熊登山口、沢コース(08:45着08:50発)~籠堂跡(11:06着11:12発)~根本神社本社(11:30着11:38発)~行者山(12:05着12:07発)~根本山(12:35着13:05発)~十二山(13:38着13:40発)~熊鷹山(14:12着14:25発)~林道(14:55着発)~不死熊登山口P(16:20着16:35発)~ミツマタ群生地(16:45着16:55発)~薮塚蕎麦店~早川公園P(18:50着18:55発)~寄居(19:57着)

今回は富山の初雪山の予定であったが、天候都合で上越の平標山ヤカイ沢、そして結局は両毛の根本山と二転三転した。 MBは何時ものA氏が同行前日に日光の半月山等も候補に挙がったが、天候不良予報で脱落した。 当日朝、集合場所へ向かう車内より日光連山の山々が綺麗に望めていたが、根本山も以前より気にしていた山なのでそのままGOだ。 桐生市内を抜け登山口のある梅田地区へ、細い渓谷沿いの車道を通り1時間少々で到着した。 他には車は2台程有った。 ゲートを過ぎ林道を進み少々歩くと不死熊登山口へ、そして直ぐ先に根本沢コースの取付きがあった。 行き成りロープの急坂と上級コースの片鱗を見せる。 今回は尾根コース(一般)では無く、山友の勧めで沢コースをセレクトした。 予想通り何度も渡渉、高巻き、トラバースなどを繰り返し沢を詰めて行く、標高の割には両岸が切れ落ち深い沢だ。 1時間半弱で沢より離れ籠堂跡へ到着、ここからが難所が続く、谷合の道は二手に分かれ女坂と男坂に、男沢は険悪で氷の世界になっているのでパス、女坂に入っても、先ずは小さい氷瀑を鉄階段でクリアしその後も慎重に歩を進めて行く。 これをやっとこ抜けると、垂直に岩場に鉄鎖が垂れ下がっている。 岩場のステップで登り易いが、間違いは許されない、これを登り切ると鐘撞堂があり根本山神社本社へ到着した。 今にも崩れそうな朽ちた社屋が岩場の断崖の上に立てられていた。 これより先も垂直に近い鎖場が続き、乗り切ると奥宮があった。 この付近よりは展望も開け袈裟丸、皇海、庚申、日光連山等の雪山が並ぶ、美しい! この後も未だ急な岩尾根の登りが続き何とか尾根上のピークへ到着、そこが行者山山頂であった。 此れよりは一旦急降下してコルへ下りる、再び登り返し尾根上を進むと、やっとこ一般コース(尾根コース)へ合流した。 後は山頂への若干の坂を詰め、何とか登山口より3時間45分で根本山登頂になった。 山頂は樹林の中で、この時期であるので木々の間より雪山も望めるが、グリーンシーズンでは展望は全く望めないであろう。 本日初めての休憩は山頂でのランチタイムとなった、コーヒーが旨かった。 下りは熊鷹山への縦走コースを行く、登って来た険しい沢コースとは違い嘘のような穏やかな起伏のコースだ。十二山のピークを過ぎ根本山より1時間程で熊鷹山頂へ登頂、櫓のある山頂で登ると素晴らしい展望が広がった。根本山に丸岩岳、 赤城、榛名、浅間、袈裟丸、皇海、庚申、志賀方面、日光連山、鳴神周辺の山々、桐生や佐野田沼市街等。 流石に寒くなり1枚羽織る、後は下るのみ、丸岩岳方面に進み途中より不死熊登山口方面へ急降下、30分程で林道へ降り立ち、後は黙々と会話をしながら1時間半程で登山口Pへ帰り着いた。 この後は近くにあるミツマタ群生地へ行ってみる、流石に凄い群生だ。 花は満開にはまだ早い様だが、見事であった。 今回もスローペースで沢コースを登ったが、流石に緊張もし歩き応えのある山で少々疲れた。 帰路、薮塚の蕎麦屋で夕食をとり帰途に就いた。

写真はこちら


GAS代 @600円   走行距離 寄居~早川公園 57.3km

-山行記