寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,199 奥秩父:南天山(1483m)

2024/01/25

平成20年4月4日 (日帰り)  単独行

4/4(快晴) 寄居(06:10発)~140号中津川分岐(07:30頃)~鎌倉橋(08:00着08:15発)~方円滝(08:48着09:20発)~沢、尾根コース分岐(09:50頃着発)~稜線(10:25着発)~南天山(10:55着12:03発)~尾根コース下山点(12:10着発)~コース分岐(12:40着12:55発)~方円滝(13:20着13:30発)~鎌倉橋(13:50着14:10発)~140号合流点(14:30着発)~寄居(16:18着)

4月に入り、上武国境線に近い中津川の南天山へ向かう。完成した滝沢ダムを通り140号より右折、中津川へ向かう。トンネルを幾つか抜け小倉沢への道を右に分け最後の集落を通り過ぎると「彩の国ふれあいの森館」がある。これを過ぎるとダートになりいよいよ中津川林道へ入る。数分走ると鎌倉橋登山口へ到着した。駐車は路肩に数台のスペースがあるが、本日は既に1台あり先行者が居る様だ。約2時間で到着した。  登山道は鎌倉沢を詰める形で登っていく。丸太橋を何度と無く沢を渡り返す、清流が気持ち良い。 30分程で方円滝に着いた、予想していたより遥かに大きく美しい滝であった。滝を高巻き沢沿いを行くと沢コース、尾根コースの分岐に着く。通常は尾根コースのようだが、拙者は沢コースを登り尾根コースを下る周回コースをとった。ガレ沢を詰めて行くと直ぐに尾根へ登る急登になる、九十九折の坂は意外と時間を要して稜線の尾根道へ出た。北側には上武国境の帳付、天丸、大山など岩峰が望めた。ここからは尾根道を右に進み1ピークを越えると正面に三角錐の南天山頂が望めた。 山頂へは岩絡みに急坂を登る、到着した山頂からは見事な快晴の空に360度の展望が広がった。帳付、大山、大ナゲシ、赤岩尾根と続く上武国境の岩峰、その後ろには白銀の浅間山、狩倉岳を前に両神山が聳え秩父御岳へと伸びる山並み、和名倉に雲取や甲斐へ続く奥秩父の山並み、秩父槍ヶ岳のゴジラの背のような尾根が中津川へと落ち込む。素晴らしい。 1時間程昼食を摂りステイした。下山路は尾根コースの落ち葉の絨毯をゆっくり下った。快晴の空に沢の風が心地良く、鎌倉沢の清流では汗ばんだ顔を洗うと気持良い事この上ない。登山口へ到着すると、オフロードマニアのバイクが2台林道を走り過ぎて行った。 山深い地味な山ではあるが、この展望は一見の価値が充分にあると思う。  帰路は相変わらずの140号の渋滞でうんざりした。 後で解った事だが、先行者はリンクしている長野のカモシカ永井さんであった、接近遭遇したのにお会い出来ず残念であった!

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寄居皆野有料道路 410円     走行距離 152km

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