No,188 北陸:白木峰(1596m)前白木峰(1522m)人形山(1726m)
2024/02/25
平成19年6月4日~5日(夜行1泊2日) 単独行
6/3 花園IC(23:10発)~
6/4(曇時々晴) 小布施P(01:30着 車中泊 05:10発)~五箇山IC(07:38着発)~八尾町杉の平林道P(10:30着11:38発)~白木峰(12:30着13:15発)~前白木峰(13:25着13:30発)~白木峰小屋(13:40着13:45発)~登山口P(14:30着14:50発)~五箇山民宿(17:00着)
今回、初夏に以前よりトライしたかった人形山へ行って来た、連休の為近くの金剛堂山、白木峰も1日でやっつける計画を組んだ。しかし前日の仕事が遅くまで係り、余り前夜に行動距離が稼げず、上信越道で車中泊、1日目は1山に絞り金剛堂山に決めたが、利根村で道に迷い時間をロスし結局短時間で登れる白木峰に変更した。しかしこれも又道が良く解らず、八尾町大長谷(現富山市)の登山口に着いたのは五箇山ICを下りてから3時間も係ってしまった。 既に昼に近く雲も厚くなってくる、中間まで登ると前方の急坂の熊笹の茂みの中、何かがかきわけて登っている。気持ち悪く一旦下山する。諦めようかと考えていたら1組の山菜取りの御夫婦が到着、天気も回復してきたので再度後について登る。夏の日差しで暑い、イワカガミやタムシバが咲き米山の時と同植物が多い。ブナも多く、金剛堂山が顕著だ。林道が山頂近くまで伸びており残念だ。山頂一帯は湿原を交えた笹原で開放的で気持ちが良い、花の時期は最高であろう。山頂でステイしていると、館林から来られたベテランの方が到着、しばし談笑する。前白木峰を回り下山にかかる、天候は晴れ渡り暑さが堪えた。山菜取りが多いのには驚いた。 この後ややっこしい道を戻り五箇山の上梨の民宿「又衛門」に5時に到着、気さくな奥様と山菜メインの夕食のこ綺麗な民宿で久々にぐっすり眠れた。
6/5(薄曇り) 上梨(05:20発)~中根平(05:50着06:25発)~第一休憩所(07:15着07:30発)~第二休憩所(07:55着08:00発)~宮屋敷跡(08:30着08:50発)~稜線分岐(09:40着09:50発)~人形山(10:15着11:05発)~稜線分岐(11:20着発)~三ヶ辻山(11:30引き返す)~宮屋敷跡(12:23着12:45発)~第二休憩所(13:05着13:10発)~第一休憩所(13:30着発)~中根平(14:12着14:35発)~赤尾荘(15:30着16:00発)~五箇山IC(16:15着発)~花園IC(21:30着)
2日目4時過ぎ起床、5時半前に出発。上梨より登山口の中根平までは意外と長く30分以上係った、又林道もダートが多く慎重に走った。登山口を出発したのが当初の計画より1時間も遅れてしまった。宮屋敷跡までは樹林の中の尾根道を只管黙々と登る。唯一第一、二休憩所より樹林の間より目指す人形山が望めた。タムシバやツツジが気を紛らわしてくれる。第一休憩所でカッコウの声を聞きながら朝食をとり、汗を大分搾り取られた頃宮屋敷跡に到着、2時間係った。ここからは正面に人形山が堂々と聳え、又登って来た尾根を振り返ると五箇山の集落も望めた。風も有り汗が引く、これより稜線の分岐までは三ヶ辻山と人形山の展望と高山植物の中を歩く、特に三ヶ辻山は尖峰で登校欲を誘う、素晴らしい山稜歩きが続いた。。最後の分岐に上がる急坂ではカタクリが群生していた。分岐の稜線に立つと岐阜側が望め白山を始め笈、笠~大門、猿ヶ馬場、三方崩などの北陸の名峰の素晴らしい展望が開けた。人形、三ヶ辻も近くに望める。ここから30分弱で人形山の山頂に到着、三角点のある山頂と岐阜側に笹原を切開いた小広場には新日本百名山の標識が設置してあった。ここからも先程同様の素晴らしい展望が得られた。食事を摂り1時間ほどステイし三ヶ辻山を目指すべく足を速める。分岐より道に入ると10分行かず薮と木々で道が無くなった、考えたが時間的にもそんなに余裕は無く今回は諦めて退却した。分岐よりは休憩を除くと約2時間で登山口へ下った。さすがに人気の山で一昨日の山開きには200名を越す参加者との事で、又本日も9名の方と擦違った。宮屋敷跡で談笑した地元の方の話だと今年はやはり雪が少ないとの事だ。Pより早々に五箇山荘に入浴の為下ったが生憎清掃中で入浴出来ず、上梨で五箇山豆腐などの土産を買い役場で聞いた赤尾の赤尾館へ向かい五箇山温泉の良い風呂で汗を流した。 五箇山ICは4時過ぎに乗り有磯海SAで仮眠、夕食をとり5時間駈けて花園に辿り着いた。満タンだったGASもギリギリであった。
花園~五箇山(深夜)5850円 五箇山~花園 8350円 走行距離 1024km 五箇山民宿「又衛門」 1泊2食昼弁付 7850円