寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,173 中央アルプス:木曾駒ケ岳(2958m)木曾中岳(2925m)宝剣岳(2931m)

2024/03/18

平成18年8月3日(夜行日帰り)  単独行

8/2(曇)  花園IC (23:00発)~大黒川P(01:30着)

8/3(晴のちガス)  大黒川P(05:20発)~駒ヶ根IC(05:25着発)~菅の台P(05:32着06:00発)~しらび平(06:35着06:48発)~千畳敷(07:00着07:15発)~乗越浄土(08:00着08:05発)~宝剣山荘(08:10着発)~分岐(08:15着発)~中岳(08:25着08:35発)~頂上山荘(08:50着発)~木曽駒ヶ岳(08:58着09:35発)~頂上山荘(09:45着09:53発)~分岐(10:07着発)~宝剣山荘(10:12着10:30発)~宝剣岳(10:45着11:00発)~遭難の碑(11:40着12:05発)~極楽平(12:20着12:25発)~千畳敷(12:50着13:35発)~しらび平(13:45着14:00発)菅の台P(14:40着15:00発)~駒ヶ根IC(15:15着発)~花園IC(20:00着発)~自宅(20:10着)

例年に無い長い梅雨が明け快晴を約束された休日、夜行日帰りで木曽駒に向かった。 出発が遅くなり車を飛ばす、2時間半で大黒川Pに到着。すぐに就寝するが、さすがに暑く寝苦しい。 3時間程の仮眠で体が重い、寝汗を充分にかいたようだ。外を見てみるとガスっていたが、駒ヶ根に向かうにしたがって快晴になってきた。中央アルプス稜線のシルエットが見えてきた。 駒ヶ根ICを降りると直ぐに菅の台のPに到着した。既にバスの始発待ちの列が出来ていた。 臨時増発の第2便に乗る、この便も当初の始発時間より早い時間である。しらび平に降りてもロープウェイ待ちの行列で千畳敷に着いてやっと解放された。 千畳敷からは扇状のカールが宝剣岳を主峰に青空に突き上げている、素晴らしい。写真をセルフで撮っていると、平気でその前をおばさんが塞ぐ始末である。早々に出発した。 カール内の八丁坂を登る、高山植物が美しく、野猿にも遭遇した。 乗越浄土は広く展望が良い所だ。宝剣岳、伊那前岳が近い、正面には中岳が赤茶けた山肌を見せている。山小屋も近く登山者も多く休憩を取っている。5分程で宝剣山荘、宝剣岳へは帰りに登る事にして木曽駒へ向かう。途中コマクサを見ながら15分程の登りで中岳山頂に着く。ここからは木曽駒が頂上山荘を足元に大きな丘のように聳えている、後方には御嶽山も望める。一旦山荘まで下降し登り返すと待望の木曽駒山頂に到着した。 青空の山頂は360度の展望に恵まれた。宝剣、中岳、三ノ沢、伊那前岳、御岳、将棋頭、南ア、北アなど、又山頂には駒ヶ岳神社があり、木曽小屋が管理しているようで売店もあった。 40分程ステイし着た道を戻る、山荘前の分岐より中岳は巻いて行く、幾分岩場になる。宝剣山荘に立ち寄り、宝剣岳に向かう。だいぶガスが架かって来て宝剣を隠す、短いが意外とスリルの在る登りで山頂の天狗岩に着いた。6~7人で山頂周辺は満員だ。ガスが切れ時折木曽駒が見え隠れする、千畳敷カールが底に見え高度感がある。  極楽平に向かう、遭難の碑までは岩場の稜線伝いでスリル満点、10m位の直登もありおもしろい。 遭難の碑では、三ノ沢岳に向かう道が分かれザックをデポし向かう方も多い、島田娘までは望めた。 極楽平よりは三ノ沢岳が大きい。千畳敷までは高山植物の中を下る、ロープウェイSTに着くが人で溢れ返っている。30分程順番待ちをし、しらび平に降りる。菅の台に着くが、猛暑で参った。  帰路は睡魔に襲われ、途中1時間ずつ2回SAで仮眠をとり5時間かけて花園に辿り着いた。

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花園~駒ヶ根 5700円×2      菅の台~千畳敷 ロープウエイ 往復 3850円

-山行記, 日本300名山