寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,148 西上州:諏訪山(1549m) 三笠山(ヤツウチグラ)(1510m)

2025/11/03

No,148 西上州:諏訪山(1549m) 三笠山(ヤツウチグラ)(1510m)

平成16年12月7日(日帰り) 単独行

12/7(晴) 寄居(05:20発)~浜平登山口(07:25着07:40発)~(道を間違える)~湯ノ沢の頭(10:20着10:28発)~避難小屋(10:50着発)~三笠山(11:28着11:38発)~諏訪山(11:57着12:15発)~三笠山(12:37着12:42発)~避難小屋(13:00着13:05発)~湯ノ沢の頭(13:37着13:45発)~浜平登山口(15:00着15:25発)~寄居(18:00着)

晩秋の晴れ間、西上州の諏訪山に向かう。途中、上野村の道の駅にて水を補給、2時間で登山口の浜平へ到着。 Pは奥多野館のPに駐車する、奥多野館は現在は廃業していて朽ちた民家と化していた。 橋を渡り湯ノ沢沿いの登山道を詰めて行く、道標も上野村で良く完備されている。 本日は気温も冷え込み霜柱も立ち、昨日降った雪も少々残っている。沢沿いの道は木道が架けてあるが、返って危険な箇所も有る。沢沿いに進み、途中左方に流れが曲がる、赤シールのマーキングも有り疑いも無く進むが、途中でマーキングも無くなる。 暫くするとマーキングが又あり間違いないと確信するが、これが失敗であった! 沢を詰め尾根の直下迄登った道が無くなり、又巨岩と急な岩谷になり迷う。 一番安全なコースを辿り、急登を喘ぎ漸く尾根上に出ると稜線で登山道にぶつかり一安心!左方に人工物が見え道なりに戻ると、そこは三笠山遥拝所で楢原コースの小ピークであった、拙者はここを湯ノ沢の頭と勘違いした。 道を間違えた為、急いで諏訪山へ向かうと途中尾根上の小平地に着いた、そこが湯ノ沢の頭であった。 コースタイム的に1時間半ロスった事になる。 ここからは本命の諏訪山のごつごつした山容が逆光の中に望めた。 先を急ぐが休憩もろくに摂っていないので疲れる、道が落葉で隠れていて滑る、然し稜線の道は分かり易く快適だ。2つのピークを越え三笠山への急登、鉄梯子を登り中々スリルがあり面白い。 三笠山山頂からは360度の素晴らしい展望だ、天丸山~帳付山の稜線の後ろには両神山、二子山や叶山も望め、赤久縄山~御荷鉾山、鹿岳、妙義など西上州の山々、御巣鷹山は同定出来無い。浅間山、白根山や上越方面の雪を纏った山も望める。蓼科山や御座山も確認出来た。目指す諏訪山は逆光で黒々しい。 ここからはアップダウンで20分程で静寂の諏訪山山頂に辿り着いた。 勿論拙者一人の山頂で会った。展望は無いのでランチを摂り、記念撮影をし早々に下山に係る。稜線では石楠花が多く、時期には御座山同様に素晴らしいであろう。往路を忠実に戻る、三笠山山頂では風が強く寒くなる、コースタイムで湯ノ沢の頭に到着、ここからは登る筈であった本当のコースを下る。 道はジグザグに切られ歩き易い、湯ノ沢本流に着き迷った箇所が矢張り間違いと解った。 後はゆっくりと浜平迄の道を下る、途中で雉を見かけた。 浜平に着くと奥多野館の御主人が丁度いてP代の500円を徴収された。 しかし話好きな御主人で色々と談笑した。 帰路は上野村道の駅に寄り、裏道で長瀞に出て帰路に就いた。

写真はこちら


 

奥多野館 駐車場代 500円    走行距離 182km

-山行記, 日本300名山