寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,151 南アルプス前衛:竜爪山(1051m)七面山(1989m)

2025/11/27

No,151 南アルプス前衛:竜爪山(1051m)七面山(1989m)

平成17年3月25日~26日(1泊2日、車中泊)

3/25(晴時々曇) 寄居(10:00発)~道の駅三富(11:30着11:40発)~勝沼IC(12:10着発)~御殿場IC(13:20着発)~清水IC(14:00着発)~穂積神社(14:50着14:55発)~薬師岳(15:34着15:44発)~文殊岳(15:58着16:26発)~薬師岳(16:38着発)~穂積神社(17:10着17:30発)~下部温泉(20:00着)

当初、野伏ヶ岳の予定であったが、北陸が大雪の為急遽変更、天気の良い太平洋側にした。 朝遅い出発の為、寄居皆野有料道路も利用したが、登山口迄は約5時間擁した。 清水より平山方面へ向かうと竜爪山の双耳峰が顕著だ。旧登山口には車が二台有り下山して来た戸頃の様だ。今回は時間が無いので穂積神社迄向かう。1時間で山頂の文殊岳に到着、途中で通る薬師岳は杉林の中で薄暗く展望も無い。文殊岳は切り開けられており、清水港、富士山、愛鷹山、真富士山方面と展望が良い、南アルプスは雪空で望めなかった。ベンチや標識も良く完備され家族的な山である、山頂では拙者一人であった。 下山後早々に身延へ向かう。コンビニで翌日の弁当を仕入れ、身延の飯屋で夕食、風呂は下部温泉♨の「かがみや旅館」で汗を流し、御主人に教わり下部温泉の無料Pで車中泊とした。22時には就寝した。

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3/26(晴) 下部温泉(06:00発)~早川町羽衣(06:30着07:25発)~肝心坊(08:20着08:25発)~中適坊(08:50着09:05発)~晴雲坊(10:00着発)~山門(10:48着発)~敬慎院(10:55着11:25発)~七面山(12:25着12:48発)~敬慎院(13:25着14:10発)~晴雲坊(14:47着発)~中適坊(15:35着15:45発)~肝心坊(16:00着発)~羽衣(16:35着17:00発)~河口湖IC(18:50着発)~勝沼IC(19:30着発)~寄居(22:00着)

5時起床、流石に朝は冷える。 30分で羽衣に到着、日蓮宗の聖山だけあって宗教色が強い。 参道には古い土産屋が点在し、杖や軽アイゼンが軒先に並んでいる。 登山道は杉の大木の山門に始まり、一丁毎に石灯篭が立ち参道になっている。途中には4箇所の宿坊が有り、営業しているのは二丁の神力坊と十三丁の肝心坊であった。 肝心坊を過ぎる辺りから次第に雪が見え始め、中適坊手前よりアイスバーンとなりアイゼンを装着した。途中より後方に真っ白い富士山が見えて来る、その手前には身延山であろうか。 徐々に高度を上げて来ると天子山塊の毛無山も見えて来た。段々雪も深くなって来る、3時間を過ぎた頃、山門が現れた。 アイゼンを効かせて坂道を登りきると敬慎院に到着した、真玉だ雪も深く春は未だ遠い。ここより左手に登ると随身門があり門の間からは美しい富士が望めた、とう拝広場だ。展望が一気に開け天子山塊を従えた富士が大きい! 一本立て七面山頂に向かう、風が強く寒い。トレースが有り迷う事は無いが、雪が深く踏み抜きが辛い、途中尾根より荒々しいナナイタガレを望む、これより七面山の名前が付いたらしい。その先には端正な山が望めるが、山伏辺りであろうか? 樹林の中を幾重にも登りやっとこ1時間で山頂の小広い平地に到着した、コースタイムは30分だが、雪山で倍擁した。 標識は雪の下の様だ、山頂方位盤だけが顔を出している。展望は樹木の切れ間に笊ヶ岳の双耳峰と布引山が望めた。後からも何人も登山者が到着、30分少々で敬慎院に戻り、境内内でお茶を頂きランチにした、信者も多い。 下りは途中までアイゼンを履き快適に下るが、この2時間が長く感じた。下山の際何人も信者の方と擦れ違う、皆敬慎院泊りであろうが、良くこの時期に登られるものである。 羽衣の土産屋に立寄り、17時に帰途に就く。 甲府市内に出るより空いていると思われる河口湖方面を選択したが、意外と時間を食い又、河口湖ICを探すのに時間を擁し、途中SAで食事もしたが、自宅に着いたのは22時になってしまった。流石に疲れました。

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下部温泉「かがみや」入浴代 1000円   雁坂トンネル 710円×2  寄居皆野道路 410円   勝沼~河口湖 1200円×2

富士五湖道路 520円×2   御殿場~清水 1800円   走行距離 591km

-山行記, 日本300名山