寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,483 中越:巻機山(1967m)割引岳(1931m)ニセ巻機山(1861m)

2023/09/04

令和4年9月12日  MB Mr.Tyuu

9/12(晴時々曇) 花園IC(02:58発)~塩沢石打IC(04:13着コンビニ04:33発)~桜坂登山口(04:58着05:25発)~五合目(06:42着06:50発)~ニセ巻機(09:30着09:45発)~避難小屋(09:55着09:57発)~御機屋(10:35着10:43発)~巻機山(10:51着朝日岳分岐で休憩11:30発)~御機屋(11:42着11:50発)~割引岳(12:18着12:50発)~御機屋(13:16着13:20発)~避難小屋(13:38着発)~ニセ巻機(13:50着14:00発)~五合目(15:47着15:55発)~桜坂登山口(16:45着17:07発)~湯沢町、江沢共同浴場(17:48着18:28発)~湯沢IC(18:35着発)~赤城高原SA~花園IC(20:44着)

今回は旧友T氏との入門登山山行第2弾、天気を優先して少々コース的には初心者にはきついが百名山の巻機山に挑んだ。 前日に拙者宅に泊まり未明に出発する。 3時前には高速に乗り塩沢石打ICで下車後コンビニで買い出しし清水の桜坂駐車場には5時前には到着した。 平日だが流石に人気の山、既に10台近くの車がある。 支度をし早々に出発、暫くは樹林の中を黙々と高度を稼ぐ、五合目付近迄来ると左方に天狗尾根や割引岳が見え始めモチベーションも上がる、朝は快晴だ。 T氏も調子は良さそうだ、その後綺麗なブナの森になり、其れを過ぎると背丈の低い灌木帯となり傾斜も増してくる。 日差しも強く上着のシャツを脱ぐ、その内正面にニセ巻機を望むとガラ場に出てそこで休憩とする、朝日や谷川方面が望めてくる、太源太や足拍子など湯沢の尖峰も見えてきた。 その後は八合目を過ぎ、この山行一番の急登のニセ巻機の壁に取付く、暫し喘ぎ登り切るとニセ巻機山頂に着いた。 正面には巻機本峰、日陰になっているのが残念だ、この頃より上空には雲が停滞する、左端には端正な三角錐の割引岳が顕著だ。 1本立て出発、避難小屋を過ぎ暫し登ると日本庭園の様な池塘を散りばめた湿地帯へ、美しい草紅葉始まりの様子が伺える。 その後再び急坂を登りやっとこ山頂標識のある御機屋へ到着、丁度5時間を擁した。 皆寛いでいるが、写真を撮り山頂へ向かう、ケルンのある山頂は実に質素である、これよりは牛ヶ岳方面に歩き朝日岳方面の分岐迄行きここで休憩を取った。 展望は素晴らしい、谷川連峰、仙ノ倉~平標、朝日岳方面、湯沢の山々、上州武尊、皇海、苗場、燧、至仏、奥利根湖、牛ヶ岳の左方には越後三山など。 高山植物や草紅葉の尾根も綺麗でT氏も感動していた。 この後は御機屋に戻り割引岳に向かう、この頃より雲も晴れ始める、青空も広がりその代わり日差しも強くなり暑い。、ハロ現象も確認出来た。 30分程で割引岳へ到着、ここも素晴らしい展望だ。 巻機本峰、越後三山、越後平野、丁度米の刈り取り時期で黄金色の畑が広がる、天狗尾根も下に望める。 驚いたのはトンボの舞、大量のトンボが舞い、指先にも停まる程だ。人を怖がらない。 ここで本日のランチタイムとした、休憩を摂っているとヌクビ沢を登った学生のパーティーも登って来た。 休憩を取り後は只管下るのみだ、景色を望みながらニセ巻機まで戻り小休止、この後は暑さとの戦いで急傾斜を下る、やっとこブナの森へ逃げ込み後は只管樹林の中を下った。 御機屋よりは3時間少々で降りたが結構きつかった。 登山口へ着くと軽トラが待っていて、500円の駐車代を徴収された、第2Pは無料と思っていたのでびっくり! この後は湯沢の共同浴場にて汗を流す、湯沢の駅前にある江沢温泉と言う浴場だが、これが中々良い風呂であった。 帰路は湯沢で乗り赤城高原SAにて夕食を摂り帰途へ就いた。 11時間の山行であり少々きつかったが、T氏も良く頑張って歩きぬいた。

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花園~塩沢石打 2280円   湯沢~花園 3090円   桜坂駐車場 500円   江沢温泉 400円   走行距離 289km

 

 

 

-山行記, 日本300名山