寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,304 北八ヶ岳:天狗岳(東天狗)(2640m)

2023/08/24

 平成28年3月16日(日帰り)  単独行

3/16(曇後晴) 花園IC(05:50発)~中央道事故渋滞~諏訪IC(08:20着発)~渋御殿湯(08:57着09:20発)~高見石分岐(09:50着発)~八方台分岐(10:33着発)~唐沢鉱泉分岐(11:00着発)~黒百合ヒュッテ(11:50着12:15発)~中山峠(12:20着発)~東天狗岳(13:32着13:50発)~中山峠(14:40着発)~黒百合ヒュッテ(14:45着15:10発)~唐沢鉱泉分岐(15:43着発)~八方台分岐(16:10着16:15発)~高見石分岐(16:33着発)~渋御殿湯(16:50着17:10発)~佐久北IC(19:00着発)~横川SA~花園IC(20:30着)

3月2回目の山は冬の八ヶ岳の人気コースの天狗岳に向かう。 朝一行き成り道中で八王子より中央道に合流する所で40分程の事故渋滞、渋御殿湯に着いたのが、9時になってしまう。 早々に駐車料金を払いPを確保、昨日までの降雪でかなりの積雪があった様だ。黒百合ヒュッテまではつぼ足で登る。急な雪道はトレースがあるので楽だが、やはり息が切れる。 八方台分岐付近からはコメツガやシラビソの針葉樹林帯になり樹氷が美しい!時折、枝よりの落雪が音を立てる。左手には丸山方面の尾根も望めてくる。急坂に喘ぎ黒百合平が近づいてくると、下山者と擦れ違う様になる。渋の湯より2時間半で黒百合ヒュッテに到着、10名位のツアーパーティーが直前に到着した所で小屋前でアイゼンなどを外していた。聞くと今夜は小屋泊りで明日天狗へ行くと言う。羨ましい限りだ。 拙者もゆっくりもしていられず、直ぐにアイゼンを履き、ストックをピッケルに持ち替え天狗へ向かう。 樹林帯を5分程で中山峠、先を急ぐ。急な雪壁を登ると溶岩台地で視界が開け、天狗の双児峰が目前に現れた。天気は薄曇で残念だ。(八ヶ岳ブルーを期待してきた) 台地より天狗岩へ向け進む、樹林帯を抜け斜度のある雪面へ取り付く。 雪質は程良く爪が良く刺さる、後方には小屋と中山、稲子岳の岸壁、ニュウなどが望める。雪面を上部まで来るとやや右手にトラバース的に登る、するとすり鉢池との分岐へ。ここからは西天狗が大きい、北八ッ、蓼科山の左後方には北アルプスが一直線上に並ぶ。これより右手に西天狗を望みながら天狗岩を慎重に巻き、山頂直下のちょい坂をピッケルを使って這い上がり、小屋より1時間10分程で東天狗山頂へ到着した。 山頂からは南八ッ、南アルプス、中央アルプスなど360度の展望、食事でもゆっくりと取りたい気分であるが、何とも出発が遅れた為、時間が推しているし、又日差しが無く風が強く寒い。西天狗にも行く予定であったが、以前行っているし今回はこれで良しとし一服だけし下る事にする。下りは往路を戻るが、流石に風が強く急な雪面では登ってきたトレースが消えている。小屋までは1時間弱で到着、小屋前のベンチで昼食をとった。 この頃より天候が回復、青空が広がってくる。何時ものパターンだ! 下りは黙々と樹林帯を下る、何組かの小屋泊りのパーティーと擦れ違う、登りで擦れ違った小屋のアルバイトの歩荷の兄さんとも又擦れ違った、流石に早い!  渋の湯には1時間半少々で下りた。一風呂浴びたい心境であるが、明日の仕事の事も考え、早々に帰途へ付く。 帰路は白樺湖より大門峠を越え佐久に出て上信越道で家路へ。やはり休憩をいれ3時間少々は擁した。

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花園~諏訪 5320円    佐久北~花園 2710円    走行距離 415km

-山行記