寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,132 上信:湯ノ丸山(2102m)

2025/08/11

No,132 上信:湯ノ丸山(2102m)

平成16年3月27日~28日(1泊2日) 単独行

3/27(晴後曇) 花園IC(08:00発)~横川SA(08:40着09:00発)~小諸IC(09:30着発)~地蔵峠(09:53着10:20発)~リフト終点(10:25着10:40発)~南峰(12:10着12:15発)~湯ノ丸山(12:25着13:15発)~南峰(13:30着発)~リフト終点(14:15着発)~地蔵峠(14:30着)

天候が午前中より回復との事で少々遅らせて出発、横川SAにて朝食を済ませる。 佐久ICを過ぎると右手に雪を頂いた上信国境の山々が見えて来た・ 小諸より20分少々で地蔵峠に到着。 道は除雪されていてのノーマルでも大丈夫だ。 峠はこの時期でもかなり寒く、防寒対策をばっちりして出発する。 リフトに乗る、ここで登山届を記入。 リフト終点よりワカンを付けるが、最初上手く付かず直ぐ外れてしまう、付け方が間違っていた様だ。 スキー場は晴天だが、湯ノ丸山上空は曇っている、時折晴れ間も差すので期待して登る。 道は真っすぐでトレース跡を慎重に辿る。 まよう事は無いが、ホワイトアウトにでもなると厄介だ。 後方には西篭の登山や桟敷山、ゲレンデが広がる。 雪道は時折踏み抜くがワカンが良く効きそれ程のラッセルも無く登れる。 南峰に到着、烏帽子岳が望める。 北峰の山頂へ着くと烏帽子の山容の形が良くなるが途端に天候が悪化、周囲は全て白の世界へ、一瞬烏帽子に陽が差すが写真を撮り損ねた。 湯を沸かし甘酒を飲む、1時間弱待ったが天候も一向に回復しない為、又ホワイトアウトも怖いので下山に係る。 北峰~南峰館はトレースが解り辛く少々焦るが無事下山路へ。 下山途中晴れて来る、地蔵峠へ下山後、悔しいので急遽明日リベンジする為、投宿を申し込んだ。 本日の宿泊者は私一人の様だ、殆ど日帰り可能なせいか。

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3/28(晴) 地蔵峠(06:55発)~リフト終点(07:15着発)~南峰(08:40着08:50発)~湯ノ丸山(09:00着10:05発)~南峰(10:15着10:30発)~リフト終点(11:17着発)~地蔵峠(11:30着12:00発)~湯ノ丸道の駅でランチ~軽井沢IC(13:00着発)~本庄児玉IC(14:30着発)~寄居(15:15着)

6時起床。7時前出発、駐車場には数台のスキーヤーの車が既にオープンに備えている。 空気が澄みゲレンデの雪は締まって小気味が良い。 オープン前のゲレンデを一人朝日を浴びて登る。リフト終点より既に昨日のトレースは消え、時折膝下位のラッセルになる。 ゲレンデの上は晴天だが、湯ノ丸上空はガスが流れている。 神に祈る気持ちで登る、鐘付近でガスも取れ青空に白銀の湯ノ丸が現れた! 気持が高ぶるが、ラッセルを強いられ思う様に進まない、本日も処女峰アタックだ。 登るに従い風も強くなる、風雪が顔を叩く、カメラも寒さのせいか異常も見えて来る。 稜線に出ると風も更に強くなり冷蔵庫内に居る様だ。 南峰に出ると360度のパノラマが広がった。 富士、八ヶ岳、中央アルプス、御嶽、乗鞍、槍穂から後立山、北信五岳と烏帽子岳の背後に連なる。北峰の背後には四阿山、草津志賀の山々、振り向くと浅間が篭の登山の上に噴煙を上げている。 此れ以上の展望が無い位の素晴らしい眺望だ。 北峰に向かう、矢張りラッセルが深い、山頂では昨日の分まで写真を撮り、ゆっくり岩陰で甘酒を味わった。 1時間程休んでいると一人又一人と登山者が登って来た。北峰迄来る人は少ない、南峰に戻るとスノーシューの人、スキーの人と区々に展望を楽しんでいる。 此処で又失敗、三脚を立ててポーズを取ろうと振り返ると倒れてフィルターを割ってしまった。 この後は気持ち良く雪の斜面を下る、スノボーを背負って来る者もいる。 矢張り雪山は晴天に限る、風も止み暖かく気持ちが良い。 地蔵峠に着くと、土曜日と会って満車状態、昨日とは偉い差だ。 早々に帰路へ、予算を切り詰める為、帰路は軽井沢より乗り本庄児玉で降りた。 今回費用は係ったが、リベンジで登って正解であった!

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花園~小諸 2850円  軽井沢~本庄児玉 1750円  走行距離 554km    リフト代 500円   シティオス地蔵 夕食付 5000円

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